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Top Messageトップメッセージ

様々な課題に直面する現代社会において、私たち公認会計士に対する社会からのニーズが多様な領域で変容・拡大しており、私たちへ寄せられる「信頼」の重要性はこれまで以上に高まっていると感じています。

日本公認会計士協会では、様々な活動を通じて創り出した「信頼」を紡ぐことで、持続可能な豊かな社会構築に貢献できるよう取り組んでいます。

「信頼」の重要性が高まっている分野の1つには、サステナビリティ情報の開示・保証が挙げられます。私たち公認会計士が、公認会計士の礎である監査・保証業務の知見を活かし、サステナビリティ保証において中核的な役割を担い、持続可能な社会の実現に不可欠な信頼性の基盤を構築できるよう尽力していきます。

また、公認会計士は、以下のように多様な分野で社会課題の解決に一層貢献しています。
・税務業務やコンサルティング業務で独立開業する公認会計士
・組織内・社外役員を担う公認会計士
・中小企業の再生・事業支援をする公認会計士
・パブリックセクターや非営利法人等の財務報告の透明性や組織ガバナンスの強化に貢献する公認会計士 等

これら公認会計士の多くは、地域に根差して業務を行っていますが、当協会は、この活動への地域特性に応じた支援を積極的に行います。
さらに、女性活躍を含めた多様化の推進や地域活性化のほか、社会における会計リテラシーの定着と会計の有用性に関する認識向上のための会計教育の推進及び社会への発信等にも尽力していきます。

当協会のタグライン「信頼の力を未来へ」には、私たちに寄せていただいている信頼を生かし、社会に新たな信頼を創ることで、より良い未来に貢献するという、私たちの思いを込めています。これからも、私たち公認会計士が、今まで創り出してきた信頼を紡ぎ、今一度絆をつなぎ直すことで、持続可能な豊かな社会構築に貢献できるよう、全力で取り組んでいきます。

南 成人 南 成人

日本公認会計士協会会長

南 成人